【6月】今、美味しい!沖縄県民に食べてほしい旬の県産品(まーさむん)

沖縄は日本唯一の島しょ県で、美しい海に大小600以上の島々が散在しています。そのうち人が住んでいる島は沖縄本島を含め49島あり、各地域で彩り豊かで個性的な野菜や果物、魚介など様々な県産品が生産されています。
ちゅらマルシェでは、「地元の食材地域の食材を一番美味しい時期に食べてほしい!」という想いから「今、食べたい」旬の食材を月毎に紹介♪
旬の食材は、ほかの時季と比べて収穫量が多いためおトクに手に入りやすく、新鮮でおいしく食べることができるのでまさに一石二鳥なのです。
食材を通して季節を感じたり、四季折々の自然の恵みを大切に食材を味わう楽しさをお届けします。
産地直送☆6月の旬まとめ
パイナップル
パイナップルの旬:5月中旬~8月初旬
沖縄県はパイナップルの生産量が日本一。桃の香りがする「ピーチパイン」や、手でちぎって芯まで食べられる「スナックパイン」、糖度が高くパインの王様とも呼ばれる「ゴールドバレル」などの品種があり、本島北部と石垣島の酸性の赤土で水はけのよい限られた土地でのみ栽培されています。甘くて美味しいパイナップルですが、さらに美味しく食べるコツは、保存方法。頭の葉っぱの部分を下にし、逆さまにして冷蔵庫で保管すると、甘いエキスが全体に行きわたりやすくなり、甘味が浸透します。
パイナップルに含まれるクエン酸は夏バテや食欲不振に良く、酵素やビタミンA、ビタミンCを多く含みこれらの成分は日焼け対策や肌の老化を遅らせる効力があります。




ぐしちゃんピーマン
ぐしちゃんピーマンの旬:11月~6月
特徴はなんと言っても、その大きさ!スーパーで最も多く出回っている中型ピーマンの2~3倍の重量があります。ぐしちゃんピーマンは「ちぐさ」と呼ばれる品種で八重瀬町の具志頭地区で生産されるピーマンです。
かじるとしぶきが飛ぶほど、果肉は肉厚でみずみずしく、ピーマン特有の苦みが少なく甘みがあり、火を通さず生で食べてもおいしいピーマンとして需要があります。

丸オクラ
丸オクラの旬:6月~9月
本土では、角のある五角オクラが主流となっていますが、沖縄では、角のない丸オクラが昔から栽培されてきました。沖縄や八丈島辺りでは角のある五角オクラが入ってくる以前からこの丸オクラが作られていて、沖縄では「ネリ」と呼ばれ古くから食べられてきたそうです。
オクラはビタミンA、ビタミンC、カリウム、鉄分、カルシウムが豊富な栄養価の高い夏野菜として人気があります。独特のぬめりに含まれるペクチン、ガラクタンという食物繊維には、腸内細菌の環境を整えて整腸作用にも役立ちます。特に、丸オクラは、角オクラに比べてぬめりが強く、食感はやわらかくて味もほんのりと甘みがあるのが特徴です。

ゴーヤー
ゴーヤーの旬:4月~7月
沖縄野菜の定番といえば、ゴーヤー(ニガウリ)というイメージですが、実はインドや東南アジアが原産地。そこから中国に伝わり、沖縄へとやってきました。世界には様々なゴーヤーがあり、その種類はなんと300種類ほど!その内20種ほどが沖縄にあるそうです。
固くて色が濃くイボが密集しているのが新鮮で苦いゴーヤーなので、チャンプルー向き。色が薄くて太っているのが水分豊富で苦味が少ないサラダ向き。という風にゴーヤーの味は形状で見分けることができます。
また、ゴーヤーに含まれているビタミンCはレモンやキャベツの4倍もあると言われています。一般的に野菜に含まれるビタミンCは熱に弱いですが、ゴーヤーは調理で熱しても壊れにくく、しっかりとビタミンを吸収できるので、夏バテ予防や疲労回復に効果的です。

パッションフルーツ
パッションフルーツの旬:4月~7月
パッションフルーツは、果実を半分に切ると、甘酸っぱく芳醇な香りが広がり、南国のフルーツらしいトロピカルな味がします。沖縄のフルーツというイメージが強いですが、日本では観賞用として江戸時代に入ってきたといわれ、沖縄へは奄美大島を経て伝わりました。
収穫したての果実は熟していても酸味が強いので、甘みがあるものが好みなら、さらに追熟させるのがおすすめ。表面にしわが出始めると、甘みも強くなります。炭酸水やサワーで割り、ジュースやカクテルなどの飲み物としても楽しめます。

もずく
画像提供:©OCVB
もずくの旬:3月~6月
沖縄の太もずくは、全国シェアが脅威の「99%」! 方言では、スヌイ、スヌリと呼ばれています。
本土のものとは違い、太くて滑りが強く、中心が空洞でコリコリとした食感が特徴です。海底に網を張って養殖されており、3~6月に旬を迎えます。
沖縄の海の恵みをたっぷり受けたもずくは、ミネラルが多く、食物繊維が豊富で身体にもよく、セルロースやペクチンも含まれており美肌づくりにも役立ちます。もずく酢だけでなく、てんぷらにしたり、炒め物に使ったり、味噌汁に入れても滑りが出て美味しいのでおすすめです。

マグロ
マグロの旬:「本マグロ」4~7月頃、
「メバチマグロ」8~3月頃、
「キハダマグロ」4~8月頃、
「ビンチョウマグロ」11~4月頃
実は、沖縄は生鮮マグロの産地。沖縄の美しい海にはたくさんのマグロが集まり、季節によって「旬のマグロ」が食べられる全国的にも珍しい地域です。沖縄で漁獲されるマグロは、高級な本マグロ(クロマグロ)をはじめキハダマグロ、メバチマグロ、ビンチョウマグロと日本で漁獲される主要なマグロ4種類のすべてが水揚げされます。
マグロに含まれるたんぱく質は良質で、脂肪肝を防ぐ効果があります。また、老化を遅らせる働きがあるセレン、血合いに含まれるタウリンやビタミンEは美肌作り、肩こり腰痛に効果的で女性におすすめ。
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※6月より商品販売いたしますのでお待ちくださいませ
沖縄県産米
お米の旬:6~7月、11月~12月(石垣島など)
稲作や水田の印象は少ないと思いますが、実は県内でもお米作りが行われています。沖縄では、南国ならではの温暖な気候を利用した二期作が行われるため、一期作は6月前後に「日本一早い新米」として県外にも出荷されます。なかでも、沖縄県の6割のシェアを占め、県内の米どころとして知られる石垣島では、日本で最も早く新米を刈り取ります。この時期、お中元や夏ギフトで、お米を贈るという方も多いのではないでしょうか。
お米に多く含まれる炭水化物は、体内でブドウ糖に分解され、大事なエネルギー源として利用されます。また、お米には含まれないと思われがちな、ビタミンB1・B2、カルシウムやナトリウムも含まれています。
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※6月より商品販売いたしますのでお待ちくださいませ
バナナ
バナナの旬:年間通して収穫できるが、5月~9月が美味しい
年中食べれるバナナですが、実は5~9月の今が甘さが増して美味しい時期。バナナは果物の中でも食物繊維が豊富なので、便秘解消を目指す方におすすめです。さらにバナナに多く含まれているカリウムは、体内にある余分な水分を排出する機能があるので足や顔のむくみを予防することができ、ダイエット効果もあると言われています。
沖縄のバナナと言えば島バナナがよく知られていますが、最近では、それ以外に、珍しい品種のバナナも注目されています。ハワイ原産の「アップルバナナ」や、未熟で青い時に銀白色に見えるのが特徴の「銀バナナ」、その名の通りアイスクリームのような味がする「アイスクリームバナナ」などナムワ系と呼ばれる市場ではあまり出回っていない、稀少なバナナを栽培している農家さんもいます。

まーさん うむい
うちなーむんの”美味しい”と”想い”をお届け
スーパーなどでは旬ではない時期でも買うことができるようになりましたが、自然にとれた旬の食材は、鮮度が良く栄養も豊富だと言われています。
ちゅらマルシェは、市場を通さず生産者から直接届くため新鮮で美味しい食材にこだわっています。
ぜひお気に入りの一品を見つけてくださいね。
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