【ゆいまーる活動】「園芸ファームなかむら」さんで農作業をお手伝いしてきました
※撮影時のみ一時的にマスクを外しております
ゆいまーる活動とは
毎月1軒の生産者さんを訪問して様々な方面から支援していきます。現場のお手伝い、売上の一部を生産者さんのために活用するなど、ローカルメディアならではの地域に密着した活動を行います。
今回お伺いしたのは、糸満市で野菜栽培と平飼い(ひらがい)養鶏を営む「園芸ファームなかむら」さん。
出荷できない野菜を鶏に与え、そこから出てくる鶏糞を畑に肥料として戻す、「人と自然にやさしい農業」をモットーに、循環的で持続可能な農業を行っている農家さんです。
実は、中村さんは農業をしながらも、ラジオやSNSで農家の活動を積極的に発信!
ひとりでも多くの人に農家のことを知ってもらい、やってみたいと思わせるきっかけづくりも行っています。どことなくゆるいおしゃべりとは裏腹に、情熱を秘めているとても素敵な方♪
活動その1:とうもろこしの先端にある雄花をカット
中村さんに連れられて、着いたのは一面のとうもろこし畑。ここで、とうもろこしの先端に咲いている雄花を、ハサミでカットしていきます。理由は、花粉のにおいで昆虫が寄ってきて卵を産み付けられると、作物が食べられてしまうから。
なんと、雄花をカットするのは中村さんも今回初めての試み。生産者さんも試行錯誤を繰り返しながら挑戦しているんですね!作業は単純ですが、みんなそろって汗びっしょり。生産者さんのひと手間や愛情こそ、野菜の美味しさへとつながるのでしょう。
活動その2:チンゲン菜の苗の植え付け
お次は、ビニールハウスに移動しての作業。「チンゲン菜」の苗をみんなで植え付けていきます。
発芽したばかりの葉は、みずみずしくて柔らかくてまるで赤ちゃんのほっぺみたいです♪
畑仕事がひと段落したあとは、隣接する養鶏場の見学をさせていただきました。
平飼いのため、自由に動いたり、砂の上で丸くなって眠ったりと鶏がストレスなく生き生きと活動。ストレスを感じにくいため、殻が強く、黄身もプリっとした上質な卵が出来上がります。
そのかわり、ゲージ飼いと違って鶏の足で汚れたり、間違って卵をふんじゃったりと手間もコストもかかるんだそう。実際に、養鶏場や生産者さんの努力を見た後の卵は、いつもよりもずっと重みを感じます。
最後に、平飼い養鶏の産みたてほやほや「ゆかりたまご」をお土産にいただきスタッフみんな大喜び♪(中村さん、本当にありがとうございました。おうちで美味しくいただきました。)
ちょうど私たちが訪れた時に、地元の福祉会の方が養鶏場や畑のお仕事をしていて(平日は毎日きているとのこと!)、肩の力を入れすぎずに、地域の人たちと連携をとりながら、楽しく農作業している中村さんが印象的でした。
「農業は人間の生産活動の中で、最も基本的かつ重要な産業」
日々の忙しさで忘れそうになるけれど、ちいさな命と向き合い、黙々と作業をすることは、とても尊い時間だと感じました。
ゆいまーる活動では、自然の恩恵である「食」の大切さを改めて伝えていければと思います^^
まーさん うむい
うちなーむんの”美味しい”と”想い”をお届け
みなさま、次回の活動もお楽しみに♪
■今回お伺いした「園芸ファームなかむら」さんの生産者・商品情報はこちら