本部りーじ農園(本部町)
本部りーじ農園は本部町にあるピィパーズ専門農場です。現在は約250本の株を栽培管理し、ピィパーズ栽培と商品販売を行っております。園主は幼少から高校時代まで家業の牛乳屋を手伝いながら育ちました。今は廃業となった牛舎とその周辺地を親から譲り受け、還暦の定年退職を機に農業を始めました。そして2020年12月に設立された「沖縄県ピィパーズ生産推進協議会(沖ピ協)」の会長を務め、この農園をピィパーズの栽培モデルとしてその普及に取り組んでおります。
ピィパーズはさまざまな効能があるスパイス
ピィパーズとは独特の甘い香りとさわやかな辛味を持つ、沖縄の伝統的な島コショウです。薬草として知られており果実、葉、茎、根にそれぞれの効能があります。果実にはピペリンが豊富に含まれ血管を柔軟化し血圧の正常化に役立ちます。新陳代謝機能の向上効果があり基礎体温を高め免疫力がアップします。最新の医学研究で毛細血管のゴースト化を予防する効果があるとされており、高齢者の認知症、骨粗鬆症予防にもつながります。
スパイシーな味で料理のアクセントにも
本部りーじ農園産及び提携農場産を原料に100%沖縄県産のピィパーズを原料として島コショウを販売しています。ほんのり甘くピリッと辛い刺激のあるピィパーズは、沖縄そばにかけて食べるのはもちろん、肉料理や煮込み料理とも相性が良く、チャンプルーなど普段の料理に隠し味として一振りしても美味しくいただけます。健康効果を持つ島コショウ、ピィパーズをぜひご賞味ください。