沖縄上島珈琲株式会社(豊見城市)
1966年、まだ沖縄でコーヒーが一般的でなかった頃に、先代社長が那覇市前島でコーヒーの焙煎をはじめました。それから55年間、主に飲食店やホテル向けに卸売りをしてきましたが、コロナの影響で厳しい状態が続いております。個人のお客様へも弊社のコーヒーをお手にとっていただけるよう、豊見城市豊崎に工場併設の店舗での販売を強化しました。少しでも多くの方に当社のコーヒーを楽しんでいただけると嬉しいです。
珈琲の良さを引き出せるよう職人が丹念に焙煎
コーヒーの木から収獲、精製されたコーヒーの生豆は焼くことでその色や香り、風味が生まれます。 私たちがよく知る茶色~黒色のコーヒー豆は焼いて初めてあの色になるのです。焼く作業を焙煎といい、コーヒーの味の8~9割が決まるといわれている大事な工程で、同じコーヒー豆でも焙煎のやり方や焼き加減で香りや風味が変わってきます。
風化した珊瑚を利用した「琉球珊瑚珈琲」
沖縄上島珈琲のオリジナル商品「琉球珊瑚珈琲」は精製されたコーヒーの生豆を焼く、焙煎作業を風化した珊瑚を熱源にして行っています。 石焼き芋の石のように風化珊瑚を熱することで、遠赤外線を発生させコーヒー豆の中心部までじっくり均一に焼き上げた、口当たりまろやかなコーヒーです。