運天ファーム(今帰仁村)
やんばるは今帰仁村運天地区、眼前に古宇利島を望み、背後に緑豊かな山々を背負う景色に包まれながら、50歳から始めた夫婦で営む農園です。18年前より、独自の手法で糖度8度以上のトマトを作り続けてきました。また、数年前からは念願のマンゴー作りもスタートしました。フルーツトマトは毎年2月頃からの販売となりますが、3月~4月には県外へも発送しており、今帰仁村ふるさと納税の返礼品にも選ばれています。
やんばるの自然との調和を目指した農業
今帰仁の恵まれた自然の中で、人間同様"植物もバランスを大事に"と心がけています。必要としている栄養素は補い、健康な樹を育てることによって、減農薬を目指しています。 土づくりはもちろん、堆肥にはさとうきびのバカスなど、天然由来の資材を投入、収穫後はトマトやマンゴーの枝を粉砕して畑に蒔くなどの循環型農業を取り入れています。
フルーツトマト栽培を活かしたマンゴー作り
数年前に縁あってマンゴーハウスを譲り受ける機会に恵まれました。幼少の時より草木が好きで、「いつかマンゴー栽培を」と考えていた私にとっては渡りに舟となりました。 ただ、1年目は花が咲かず、2年目は自家消費など、決してスムーズな道のりではありませんでしたが、トマト栽培のノウハウを活かし、今のマンゴーに辿りつきました。