南城の愛情たっぷり!「I love cheese」
The Cheese Shop(南城市)ジョン・デイビスさんのストーリーを紹介します♪
今や、デパートやスーパー、県内のホテルなどでも見かける「ジョンさんのチーズ」。海外からの輸入品というイメージのあるチーズの固定概念を大きく覆したのが、南城市にある「The Cheese Shop」ジョンさんの存在であることは間違いないでしょう!
イギリス出身のジョンさんがチーズを作り始めたのは、なんと引退後沖縄に来てからというから驚きです。
引退を機にのんびりしようと移住するも、チーズが大好きなジョンさんは、美味しいチーズを求めるうちに「つくっちゃおう」と思い立ったそう。
「ネットに情報あるでしょ、だから作ってみたの笑」とのことですが、友人たちにふるまったところ、すごく評判に!そこからジョンさんのチーズ作りが始まりました。
沖縄はチーズ作りに最高の環境だった
始めてみると蒸し暑い亜熱帯の沖縄は、チーズ作りに適した気候に、脂肪がたっぷりの乳牛。条件は最高だといいます。
一番最初に作ったのは、ポルチーニが入ったカマンベールチーズ。「あれはとっても美味しかったね。」と奥様の貞子さんは目を細めます。
沖縄の気候ではカマンベールが持たないので、独自で開発したのが「大里ホワイト」。ミルクのふわっとした優しさが広がり、口当たりがとても心地よく、市販のチーズからは感じ取れなかった感覚が広がります。
「大里ホワイト」に南城市で作られた無農薬バジルが入った「大里バジル」はお店の一番人気。穏やかでマイルドなチーズ「チュラ南城」は、「のどかで落ち着く地域」に因んで作ったりネーミングにもこだわりと愛が感じられます。
牧場に隣接する工場で、絞りたての牛乳をすぐに加工
チーズの原料をつくる牛乳はこだわりを持って牛を育てている親泊清(おやどまり・きよし)さんの牛乳。
牧場とチーズ工場がとても近いので、良質で新鮮な搾りたての牛乳を、すぐに工場でチーズに加工できます。
まさに恵まれた環境!沖縄でこんなにフレッシュなチーズが食べられるとは、なんて贅沢なんでしょう。
県産品とチーズのマリアージュを研究
サクナ、島ラッキョウ、フーチバーなどなど、アイディア王のジョンさんは、沖縄のハーブやスパイスが入ったオリジナルレシピを何十種類も開発。「沖縄独特のハーブはチーズに合うし、健康にも良い。沖縄のお酒にも合います。」なんと、スモークチーズ「琥珀」は、神村酒造の泡盛「暖流」の熟成用の樽をチップとして使ったもので、お酒好きにはたまらない一品。毎日の食卓はもちろん、ワインやビール片手にパーティのおつまみにも最高です。
トレードマークの真っ白なおひげがまるでサンタクロース♪明るい笑顔と楽しいチーズトークで試食をもりもり進めるジョンさんは、チーズとともに地域に愛されている存在です。
■ジョンさんの手作りチーズとおつまみせんべい付き!ちゅらマルシェ限定オリジナルセットなど産地直送でお届け♪