【県産品】意外と知られていないゴーヤーの豆知識
概要
産地:県内各地
旬の時期:4月~7月
保存方法:中の種とわたを取り除いて水洗いせずにラップにくるむと、ビタミンCが保て、緑色も鮮やかに保存できる。
ゴーヤーは海外からやってきた!?
沖縄野菜の定番といえば、ゴーヤー(ニガウリ)というイメージですが、実はインドや東南アジアが原産地。そこから中国に伝わり、沖縄へとやってきました。世界には様々なゴーヤーがあり、その種類はなんと300種類ほど!
その内20種ほどが沖縄にあるそうです。各種の違いは微々たるもので、全てを見分けるのは農家さんでも難しいそうですが、ゴーヤーの味を簡単に見分けるコツをご紹介します。
固くて色が濃くイボが密集しているのが新鮮で苦いゴーヤーなので、チャンプルー向き、色が薄くて太っているのが水分豊富で苦味が少ないサラダ向きのゴーヤーです。ゴーヤーは6月から8月が最もおいしい季節。ゴーヤーを食べて、沖縄の暑い夏を乗り切りましょう♪
ゴーヤーの種類を知って好みを見つけよう
あばしゴーヤー:こぶりで太っていて苦味が少なく本土にも多く見られる。一般家庭でもよく自家栽培されており、長さは20~30cm。太さも、直径7cmから15cmまで様々。
汐風(しおかぜ):沖縄県の栽培農家専用品種であり、寒さに強く冬でも勢いよく成長するため年間を通して食べることができる。冬にゴーヤーが美味しく食べられるのもこの汐風のおかげ。この品種は長さ30cmを越すものまであり、太さは直径7cmから10cmほどまである。
中長(ちゅうなが)ゴーヤー:沖縄在来のゴーヤーで身がきゅうりのように細長い。苦味が強く調理しやすい形でゴーヤー好きにはオススメ。
群星(むるぶし)ゴーヤー:太くてずんぐりした見た目だが、沖縄の八百屋さんでよく見られる品種。品質が良くて身がジューシー。