【県産品】沖縄の太陽を浴びて育った完熟マンゴー
概要
産地:宮古島、糸満市、豊見城市、大宜味村
旬:6月中旬~8月中旬
保存方法:果肉が固く未熟なマンゴーは、常温の涼しい場所で追熟させる。切って食べる直前まで冷蔵庫には入れず、追熟を抑えたい場合は8度位の冷暗所で保管。
甘く芳醇な香りと濃厚な風味にうっとり
香り高く、上品で濃厚な甘み。想像しただけでうっとりしてしまうフルーツといえば、高級フルーツ代表のマンゴーです。
沖縄の温暖な気候と隆起珊瑚礁の土壌は、マンゴーの栽培にとても適しています。マンゴーにも複数の種類がありますが、沖縄を含め国内で生産されるほとんどが、アップルマンゴー(アーウィン種)と呼ばれる品種。
美味しいマンゴーの見分け方は、縦横均等に実が大きく、紫に近い赤で艶があるもの。また、新鮮なものは果皮に白い粉(ブルーム)がついています。収穫して2〜3日後、甘さと香りが増してさらに美味しくなります。
マンゴーの栽培方法
マンゴー栽培で最も大事なのは「誘引」と「玉吊り」。誘引とはマンゴーの実の高さがバラバラにならないようにヒモで枝を引っ張り、高さを調整することです。実が肥大してきたら下に落ちないように上に吊るす作業を「玉吊り」といいます。誘引と玉吊りをすることによって、日光がまんべんなく当たり、風通しもよく湿気対策になるそうです。
美味しさの秘密
沖縄の大地で育ったマンゴーは甘さや大きさだけでなく、適度な酸味が特徴。ミネラル質の高い土壌で栽培しているため、他県にはない、しっかりとした味に仕上がります。県内でも多くのマンゴー農家が栽培を行っていますが、コンテストなどを通じて農家同士が切磋琢磨することでモチベーション向上にもつながり、より良い品質のマンゴーが県内各地で育てられています。