【沖縄県産品】国内シェア99%クセになるシャキシャキ食感「太もずく」
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概要
産地:うるま市、南城市、恩納村、久米島
旬:3月~6月
保存方法:冷蔵庫保存で2~3日程度。すぐに食べない場合は冷凍保存。
適度な滑りと歯ごたえがやみつきになる「太もずく」
太もずくは、そのほとんどが沖縄県産。全国シェアが脅威の「99%」を占めています。 方言では、スヌイ、スヌリと呼ばれ、沖縄の食卓では定番の食材。
本土のものとは違い、太くて滑りが強く、中心が空洞でシャキシャキとした食感が特徴です。海底に網を張って養殖されており、3~6月に旬を迎えます。もずくは他の海藻に付着して生育します。そのことから「藻付く」という名前になったと言われています。
もずくの栄養と効能がすごい!
沖縄の海の恵みをたっぷり受けたもずくは、ミネラルが多く、食物繊維が豊富で身体にもよく、セルロースやペクチンも含まれており美肌づくりにも役立ちます。
もずくには独特な滑りがあります。このヌルヌルは、「フコイダン」という成分。胃潰瘍や胃がんの原因とされている、ピロリ菌を吸いつけて、腸へ押し流す働きがあるのだそう。腸内環境を良くする働きがあり、健康維持などが期待できる今注目されている栄養素のひとつです。沖縄で採れる「太もずく」は、ワカメなどに比べフコイダンがなんと、5倍以上も多く含まれているそうです。
沖縄の太もずくは、太くて長く、しっかりとした歯応えを楽しめ、食べ応えも十分。もずく酢だけでなく、てんぷらにしたり、炒め物に使ったり、味噌汁に入れても滑りが出て美味しいのでおすすめです。
美容・健康効果についての一言♪
<参考文献>「沖縄食材図鑑」楽園計画