【沖縄県産品】日本で一番早い新米が味わえる「沖縄県産米」
概要
産地:伊平屋村、伊是名村、名護市、金武町、恩納村、石垣市、竹富町、与那国町
旬:6~7月、11月~12月(石垣島など)
保存方法:購入した袋のままで保管せず、密閉できる保存容器に、早めに入れ替える。虫の発生を予防するため冷蔵庫(野菜室OK)で保存するのがおすすめ。
沖縄の米栽培
稲作や水田の印象は少ないと思いますが、実は県内でもお米作りが行われています。沖縄では、南国ならではの温暖な気候を利用した二期作が行われるため、一期作は6月前後に「日本一早い新米」として県外にも出荷されます。
沖縄での米栽培の歴史は古く、県内では8世紀から10世紀には水稲栽培が行われていたことが分かっています。またその昔、沖縄ではお米が貴重な食べ物であったため、贈り物にお米を贈ると大変喜ばれました。現在も、お中元やお歳暮などのお祝い事にお米を贈る文化はまだ根強く残っています。
県内の米どころ「石垣島」
なかでも、沖縄県の6割のシェアを占め、県内の米どころとして知られる石垣島では、日本で最も早く新米を刈り取ります。石垣島のお米の栽培をしている「みやぎ米穀」さんは、美味しいお米を作るため、持続可能な米作りに取り組んでいます。美味しいお米を育てるために、できるだけ農薬や化学肥料を減らし、米ぬか・EM菌(有用微生物群)を使用した栽培を行っています。
またみやぎ米穀さんには、2名のお米マイスターが在籍し、お米マイスター監修のもと商品づくりを展開しています。品種や精米方法、ブレンドによって、味や香り・食感、適した調理法、合う料理なども様々なのだそう。
そんな、みやぎ米穀の自社ブランド米は、粒が大きくてあっさりした食感が特徴で、炊きたての状態ではおかずの味を引き立てる「星の美しゃ」、石垣島の太陽と於茂登山の水で育てられ、炊き上がった時にお米の香りが立ち、歯応えが柔らかい「於茂登(おもと)のひかり」など、石垣島の豊かな自然と水を活かして育てられています。
新米は、約2~3ヶ月の短い間しか出回らない、まさに実りのご馳走です。新米が発売されるこの時期だからこそ、旬の美味しさを味わってみてはいかがでしょうか。