【ゆいまーる活動】「株式会社Honey Fusion」さんで商品作りをお手伝いしてきました

※撮影時のみ一時的にマスクを外しております
ゆいまーる活動とは
毎月1軒の生産者さんを訪問して様々な方面から支援していきます。現場のお手伝い、売上の一部を生産者さんのために活用するなど、ローカルメディアならではの地域に密着した活動を行います。
今回ゆいまーる活動で、お伺いしたのは、糸満市にある「株式会社Honey Fusion」さんの自社工場。
Honey Fusionの代表は、沖縄生まれのNaoさんとニュージーランド出身のGlennさん。
社名の通り、ニュージーランドのマヌカハニーと沖縄県産の食材をフュージョン(融合)させた「フュージョンハニー」を作っています。お二人は創業当初、アパートの一角で営業を始め、2年前に自社工場を構えることが出来たのだそうです。

工場を案内してくださった屋良さんと工場の入り口にて撮影
今回は、自社工場で製造している「マヌカ&パッションフルーツ」作りをお手伝いさせていただきました!作業工程の中に、おいしさの秘密が隠されていましたよ。
防護服と衛生キャップを装着していざ工場内へ

工場へ入る前は、念入りに。粘着ローラーで細かいものも取り除きます。
日々の徹底した品質管理のもと、安心安全をご提供できているんですね。しっかり消毒を行った後、工場の中へ。通常工場見学などは行っていないので、とっても貴重な体験です。
活動その1:県産フルーツをフリーズドライする
工場内に入った途端、なんだか甘くて、いい匂いがぷんぷんします!

加工前のパッションフルーツ
農家さんから仕入れた県産のパッションフルーツを、独自の方法で、フリーズドライにします。フリーズドライとは、凍らせたまま(フリーズ)乾燥(ドライ)させる技術のこと。食品を凍らせてから真空状態で乾燥させています。
こうすることで、生のおいしさをギュと閉じ込めて、濃厚な製品になるのです。また、フルーツや野菜に含まれる栄養価が損なわれにくく、常温で長い間保存できることも魅力のひとつです。

パッションフルーツを平らにしていきます
フルーツの加工も、すべて手作業。パッションフルーツの中身を取り出して専用の容器に移します。

トレーで均等にしたパッションフルーツ

フリーズドライ後のフルーツ
フリーズドライしたフルーツを試食させていただきました。手に持ってみると驚くほど軽く、食べると「ザクッ!」とした食感。自然な甘酸っぱさでとっても美味しかったです。
フリーズドライする食材は、市場に出る事の無い規格外の商品もあります。台風の被害などに苦しむ沖縄の農家さんへの支援と貢献に繋がっているのです。
活動その2:マヌカハニーとパッションフルーツをフュージョンさせる

ニュージーランドに自生する「マヌカ」の木に咲く花の蜜から作られた蜂蜜
Honey Fusionのマヌカハニーはニュージーランドから取り寄せています。マヌカーハニーの栄養素は、熱に弱いため、特に温度管理には気を使っていて、工場にある機械で80時間かき回し続けているそうです。採蜜~輸送~お客様の手元に無添加・非加熱のマヌカハニーをお届けするまで、苦労が絶えません。

純粋100%のマヌカハニー
フリーズドライしたパッションフルーツを粉砕し、このマヌカハニーを混ぜ合わせたものを、瓶に詰めていきます。

こぼさないように、慎重に瓶詰め

ひとつずつ、ラベルを貼っていきます
これからも、フリーズドライの技術を活かして、沖縄の素材にこだわった新しい商品を展開していきたい、そう語ってくれた屋良さん。
工程の中に手作業が多く存在していて、手間暇かけ、素材の持つおいしさを、引き出す加工品の凄さを目の当たりにしました。

代表のNaoさん。作った商品を店頭に置いてくださいました!
非加熱のローハニーは、砂糖や添加物が一切入っていないので、子どもからご年配の方まで安心して食べられるのも嬉しいポイント!季節の変わり目や不調を感じた時は「マヌカの力」で免疫ケアもいいそうです。
実際に試食させていただきましたが、ほどよい甘さと県産フルーツの凝縮された旨味がふわっと口に広がって本当に美味しかったです^^

フローラルな香りと優しい甘さは、いつものパンをより華やかに♪
ゆいまーる活動では、自然の恩恵である「食」の大切さを改めて伝えていければと思います^^
まーさん うむい
うちなーむんの”美味しい”と”想い”をお届け
みなさま、次回の活動もお楽しみに♪
■今回お伺いした「株式会社Honey Fusion」さんの生産者・商品情報はこちら
この生産者のページを見る