【沖縄県産品】南国特有の甘酸っぱさと甘い香りが魅力のパッションフルーツ
概要
産地:恩納村、糸満市
旬:4月~7月
保存方法:果皮がツルリとしているものほど酸味があるので、甘みがあるものが好みならシワが出るまで常温で追熟が必要。熟したらビニール袋などに入れて野菜室で保存。
沖縄の代表的な南国フルーツ
パッションフルーツは、つる性の熱帯果樹で、花の形がイエスキリストが十字架にかけられた姿に見えることから、「パッション(キリストの受難を意)」と名付けられました。
日本では観賞用として江戸時代に、食用は明治時代に導入され、沖縄へは奄美大島を経て広まりました。和名では花が時計のような形をしていることから、「クダモノトケイソウ(果物時計草)」とも呼ばれています。
沖縄で栽培されているのは、主に紫玉・黄玉・中間交配種の3種類。県から拠点産地として認定された恩納村では、特別栽培農産物としてブランド化を進めています。
爽やかな酸味と南国特有のトロピカルな風味が味わえます。ぷるっとしたゼリーのような果実とプチプチ弾ける食感が楽しく、甘酸っぱい芳醇な香りが広がります。
収穫したての果実は酸味が強いので、甘みがあるものが好みなら、さらに追熟させるのがおすすめ。表面にシワが出始めると、甘みも強くなります。
実を半分に切って、果肉をスプーンですくって食べるのはもちろん、アイスやヨーグルトにかけたり、ピューレ状にしたものを炭酸水やサワーで割り、ジュースやカクテルなどの飲み物としても楽しめます。また、冷凍するとシャーベットのようにして食べることができます。
美容成分たっぷりで、アンチエイジングにも効果的
注目して欲しいのが、その高い美容効果。パッションフルーツは、スーパーアンチエイジングと言っても過言ではないほど美容に良い成分が豊富です。
パッションフルーツに豊富に含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変換され、肌のターンオーバーが正常化して肌トラブルの改善にもつながります。また、ポリフェノールの一種であるピセアタンノールが非常に多く含まれています。
このピセアタンノールは、老化防止の効果的な高い抗酸化作用、しわやたるみを防ぐコラーゲンの生成促進、女性ホルモンの働きを助け、肌や髪をきれいに保つエストロゲンの活性化が期待できます。豊富なビタミン類とクエン酸は、新陳代謝を活発にし、血行を促進することで肩こりやむくみ、冷えの解消にもつながります。
全てを抜かりなく磨き上げた、最高品質の無農薬パッションフルーツ
糸満市にある「ナチュラルパッション沖縄」の育てるパッションフルーツは、なんと「糖度18度」!
ただ甘いだけではなく、甘酸っぱさのバランスが最高で手間ひまをかけて育てあげたこ、ぎっしりと実が詰まった果実が自慢です。
そのパッションフルーツの美味しさの秘密は、こだわりの栽培方法。ナチュラルパッション沖縄では、琉球大学が開発に成功したEMを基にした自家製のアミノ酸肥料を与えることにより、「糖度18度・酸度2度」でバランスのとれた甘酸っぱさを追求しました。
また、「農薬を使わずに安心・安全なものを提供したい」と、無農薬にもこだわります。木酢液、えひめAIなど、天然の成分を使った自家製肥料を利用し、試行錯誤の末、7年かけて繊細なパッションフルーツの無農薬栽培を実現!
まるで宝石のよう。鮮やかなパッションフルーツ!
日々の徹底した温度・日差し管理と土壌作りによって育てられたパッションフルーツはルビーのような妖艶な色合いが美しく、贈り物にもぴったり。大切な人へのギフトや自分へのご褒美として最適な、旬のパッションフルーツを、お見逃しなく。
美容・健康効果についての一言♪
<参考文献>「沖縄食材図鑑」楽園計画