【沖縄県産品】別名グリーンキャビアとも呼ばれる海ブドウ
概要
産地: 恩納村 久米島、宮古島、 宜野座村
旬:1年を通して養殖・生産されているが、生育に適した水温は24℃前後で、房が充実しておいしく食べられる時期としては春・秋。色鮮やかなグリーンを帯びていて、 粒上の部分がプチプチとして萎んでいないものがベスト。
保存方法:冷蔵庫に入れず、常温で保存⇒最適温度は20℃~23℃、直射日光は避ける。
海ぶどうの日:県海ぶどう生産者協議会が、粒付きのいい海ぶどうの「房」と「23(ふさ)」の語呂合わせで12月23日を「海ぶどうの日」に制定
食感と塩気がたまらない人気の海藻といえば
「海ぶどう」は、沖縄では昔から食用として親しまれている海藻で、日本では南西諸島に、国外では東南アジアやオセアニア等の沿岸の浅い砂底地に分布しています。
匍匐茎に、球状の小枝が密生している形状から「海ぶどう」や「グリーンキャビア」と呼ばれています。ちなみに、和名では元々はくびれがあるツタの意味でクビレヅタでしたが2000年に改定。現在名称をクビレズタに改めました。
沖縄では海ぶどうの養殖が盛んですが、塩味とプチプチとした食感、磯の香りが特徴が人気で日本全国への発送も行われています。
栄養満点+低カロリーで女性に嬉しいことがいっぱい
海ぶどうは、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどミネラル分が多く含まれる、体に良い食材のひとつ。健康維持、美容にも必要な成分がたくさん詰まっていて、中でも食物繊維は100g中0.8gと腸内環境を整えるのにもぴったり。
また、女性にとって嬉しいことは100gでたったの4キロカロリーということ。脂っこい食事と合わせて摂取すると、消化の促進にもつながるといわれていわれている為ダイエット中でも安心して食べられます。
ダイエット中のオススメ料理は「海ぶどう納豆」に尽きる!発酵食品とのタッグは最強です。
ほかにも丼に入ったご飯の上に、水で軽く 洗った海ぶどうを乗せ、だし 汁と醤油を混ぜたとろろを かけた「海ぶどうとろろ丼」や豚しゃぶとあわせて食べる海ぶどうしゃぶしゃぶが絶品。
ただし、とてもデリケートな食材で冷蔵庫に入れるのはNG。また、調味液に長く浸すとプチプチとした食感の粒状の部分が萎んでしまうので注意が必要です。
海ぶどうに適した海水と自然の恵みは沖縄だからこそ
糸満市にある、海ぶどう農園「海ん道(うみんち)」は海ぶどうの養殖、販売を行っています。
海ん道では、成長に必要不可欠な最良な海水にこだわり、海ぶどうを日々観察し、魅力を最大限に引き出せるように想いを込めて育てています。沖縄の海水温は、年平均が25℃といわれ、暑くもなく、冷たすぎることもなく、海ぶどうの成長に適しています。
独特な身の引き締まった粒と磯の香り、ぷちっとした食感のよさは、この沖縄の透明度の高い海水によって生まれているのです。また施設内では、海ぶどう摘み取り体験や塩づくり体験、世界初の生海ぶどうソフトが味わえるカフェの他、海ぶどうの摘み取りができる体験も楽しめます。
海ブドウの下処理~食べ方
①食べる前に軽く水洗い
自然な環境で育てている為製造過程で小エビが混入する場合があります。食べる直前に軽く水洗いしてください。
②パックのまま常温で保存
27℃以上の高温、15℃以下の低温だとしぼんでしまいます。最適温度は20℃~23℃です。
③日射日光を避ける
※真っ赤な場所で保管しても緑の色素が変色します。変色した場合はタレにつけながら透明ケースに入れ蛍光灯に当てると元の緑に戻ります。
④海ぶどうは生きています
海ぶどうにタレをかけて時間をおくと、海ぶどうがしぼみます。
なるべくタレをつけてお召し上がりください。
⑤再度元気にする方法
海ぶどうがしぼんだ場合は2分~3分真水につけると元の食感にもどります。
美容・健康効果についての一言♪
※【販売終了】商品が再入荷するまで楽しみにお待ちください
<参考文献>「沖縄食材図鑑」楽園計画